【12月のおすすめ】里芋のニョッキ
里芋のニョッキです。秋には茨城の久松農園さんから里芋が届きます。
和食なら煮たり、煮っころがしたりして味を含ませますね。
この里芋はねっとりとした食感。甘い味わい。淡白ながらしっかりとした里芋味が持ち味。
皮ごと茹でて皮目の旨味を逃さないようにつるんと剥いたらば、粗くつぶして最小限の粉でまとめてニョッキに仕上げます。
子持ちヤリイカと一緒に、焦がしバターにオリーブ、アンチョビ、ケイパーのペーストを加えたソースと和えて完成です。
すっきりと酸ののった白ワインと合わせてください。交互に食べて飲んでしてると終わりが見えません。
去年よりも美味しくなって帰ってきました。沢山は仕込めないので見つけたらお見逃しなく。
皆様のご予約お待ちしております。
店主
【9月のおすすめ】マンガリッツァ豚のグリル
東欧のハンガリーで食べる国宝とされる豚です。久しぶりの取り扱いです。過去のブログでも紹介しているので検索してみるのもいいかも。
部位は適度に脂のかんだ肩ロースです。スペインのイベリコ豚と同様に脂の融点が低くサラッとした口溶けでコクがあるのにしつこくないですね。
更にグリルで余分な脂を落としながらこ焼くのでヘルシーでいて、香ばしい焼き目と香りが食欲をそそります。
更に国産の有機栽培レモンの塩レモンを添えてあるので、薬味としてつけて召し上がっていただければよりさっぱりといただけますよ。
中肉本来の味わいを楽しむため、余計な甘さの無いトスカーナあたりの中重口以上の赤ワインと相性がいいです。
皆さんのご予約をお待ちしております。
店主
【8月のおすすめ】コクうまトマトのカッペリーニ
シンプルですが「絶対美味」の領域です。
コクうまトマトは久松農園から夏場に1度か2度だけ出荷されるイタリアのサンマルツァーノタイプのトマトです。
このトマトは本来缶詰のトマトの水煮の原料になるものです。皮が厚くて赤色が濃く、味がしっかりと濃いトマトで加熱調理向きとされています。
しかし、せっかく採れたて新鮮なものが届くので皮を剥いてザク切りにし、ニンニクの香りを移したたっぷりのオリーブオイルにバジルと一緒に放り込んでざっと火を通してフレッシュ感を残してシンプルに仕上げます。うーん、トマトの濃厚な果肉のゴロゴロ感がたまらん。
塩とコショウだけで味を整えただけで、このトマトソースとしての過不足ない味わい。
水煮のトマトでもなく、普通のフレッシュトマトでもない、もちろん甘さ勝負のフルーツトマトでもこの味は出ない。年に一度のトマトソース。味合わずしてトマトソース語るべからず(笑)
8月は特殊な月なのでその時手に入る食材で色んな料理をちょこっとずつしか仕込んでないので、ブログで食べたいものがあればご予約の際に確認してみてください。
みなさんのご予約お待ちしております。
店主